環境活動 : 自らの環境負荷低減のための活動気候変動への対応

基本的な考え方

地球温暖化が要因と考えられる気候変動の抑制には、富士通ゼネラルグループの事業の全ての領域において、温室効果ガス(とりわけCO2)の排出量を削減することが重要であると考えています。お客様にご使用いただく製品の省エネ性能向上や、事業活動におけるエネルギー使用量の削減、さらに太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用拡大などにより、温室効果ガスの排出抑制を推進しています。

事業活動におけるCO2排出量削減に対する取り組み

富士通ゼネラルグループでは、グループ全体の事業活動に伴うCO2排出量を2030年度までに連結売上高原単位で30%削減(2013年度比)することを目指しています。再生可能エネルギーの利用拡大や、輸送効率の改善、また、社員一人ひとりが日常の業務プロセスを見直してムダを削減するとともに、改善効果のある事例を他部門にも展開するなどの取り組みを推進しています。2019年度は、開発拠点での新棟稼働や新工場の立ち上げなどにより、CO2排出量は2013年度比で約8.6%増加しました。

太陽光発電システムの導入 

富士通ゼネラルグループでは、事業活動で使用する電力に再生可能エネルギーの利用を推進しております。Fujitsu General Air Conditioning R&D (Thailand) Co.,Ltd.では、2019年8月、屋上に太陽光パネルを新設しました。太陽光発電システムの稼働により、同社で使用する電力の約5%を再生可能エネルギーに切り替えることが可能になり、2020年3月までに41トン分のCO2排出量を削減しました。年間では62トンのCO2排出量削減を見込んでいます。引き続き、太陽光発電システムの導入拠点の拡大などを検討し、再生可能エネルギーへの転換を進めていきます。

新設した太陽光パネル

Fujitsu General Air Conditioning R&D (Thailand) Co.,Ltd.の屋上に 新設した太陽光パネル

空調機器評価試験設備の電力削減

空調機器の性能評価を行う試験室では、室内機側と室外機側で温度条件を変動させ、冷房・暖房性能を測定することから多くの電力を消費します。川崎本社にある試験室では、試験準備作業で使用していた消費電力の高い調和機を、省エネ性能の高い家庭用ルームエアコンやスポットクーラーに変更するとともに、試験準備作業における予備運転時間の最適化や、休日・夜間のタイマー運転の活用を徹底しており、2019年度には2015年度比で1,326トンのCO2排出量(21%)を削減することができました。2019年度からは、海外の試験設備でもこの活動を開始しています。

試験室の効率運用徹底による効果

空調機器評価試験設備の電力削減効果

空調機器評価試験設備の電力削減効果

長距離トラック配送の削減

富士通ゼネラルグループでは、国内外で長距離配送の削減による輸送効率の改善に取り組んでいます。北米地域では2017年からロジスティクスの徹底的な見直しに着手しています。従来は、西岸倉庫から東岸お取引先までトラックによる長距離配送が多く発生していましたが、東岸倉庫を再整備し在庫保有能力を向上させることなどにより、生産拠点から東岸倉庫まで海上輸送する方法への切り替えを進めています。このモーダルシフトの取り組みによって、2019年度は2016年度比で40フィートコンテナ約100本相当分の長距離トラック配送を削減しました。

さらに、大手取引先倉庫へのコンテナ直送にも積極的に取り組んでおり、2019年度は北米地域販売の26%に達しています。

モーダルシフト - 環境用語集ページ

出張の効率化

富士通ゼネラルグループでは、積極的にITを導入・活用することにより出張回数を削減し、環境負荷低減を図る取り組みを行っています。2019年度は前年度に国内全拠点および海外拠点の駐在員を対象に導入したOffice365の活用拡大を図りました。

特に、2020年3月以降は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、国内外への出張取り止めや在宅勤務を推進したため、リモート会議定着に向けた取り組みが一気に加速するとともに、通勤や出張に伴うCO2の排出量削減効果をもたらすことに繋がりました。

Web会議の様子


注1 :
1世帯当たりの年間CO2 排出量=約4,150 kg-CO2で算出。(国立環境研究所 温室効果ガスインベントリオフィス、2018年度確報値)