環境活動:環境トピックス Vol.2 FUJITSU GENERAL (THAILAND) CO., LTD. 自然環境保護活動
富士通ゼネラルグループは、「事業活動が生物多様性からの恵みを受け、また影響を与えている」との認識のもと、生物多様性の保全に努めています。
FUJITSU GENERAL (THAILAND) CO., LTD.(以下、FGT)では、「FGT Smile Project」の活動や所属工業団地が主催する環境保護活動、その他の環境保護プロジェクトなどにも参加しており、経営者をはじめ従業員が自然環境保護に積極的に取り組んでいます。
自然環境保護活動
FGTでは毎年、マングローブの植林活動と海岸清掃に参加しています。
マングローブの植林には下記のように多くのメリットがあります。
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- 沿岸保護:
- マングローブは自然の防波堤として機能するため、津波や高波から沿岸地域を守ることができ、沿岸にすむ住民の生活や財産が守られます。
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- 炭素隔離:
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マングローブは他の多くの植物に比べて、効率的に大量の二酸化炭素を吸収します。
例えば、マングローブは陸上の熱帯雨林に比べて最大5倍の炭素を貯蔵することができます。
マングローブ1本で毎年12.3kgのCO₂を吸収し、生涯で約400kgのCO₂を吸収することができます。
FGT Smile Projectを通して、現在(注1)まで2,360本のマングローブを植樹しており、年間約29トンのCO₂を吸収することになります。
また、マングローブはその根系が泥炭層を形成しやすく、CO₂が大気に放出されにくい環境を作り出すため、他の植物よりも長期間にわたって炭素を隔離する能力があります。
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- 生物多様性の保全:
- マングローブ林は多くの動植物の生息地となり、生物多様性を高めます。
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- 漁業資源の増加:
- マングローブ林は魚やエビ、カニなどの繁殖地となり、漁業資源の増加に寄与します。
海岸清掃もあわせて行うことで、海洋生物の保護にも寄与しています。
マングローブの植樹
海岸に続く遊歩道の清掃活動
水質保全活動
注1:
2024年11月時点



