Plasmavision(プラズマディスプレイ)タイトル

本ページでご紹介している製品は生産を終了させていただきました。
また、掲載内容については、発表当初の情報です。ご了承ください。

高画質機能について

 

動き適応IP変換処理

動き適応IP変換処理は、インタレース映像を2倍の情報量を持つプログレッシブ映像に変換し、静止部分のチラツキを抑え、動きのある映像も自然な動きでクッキリと再現する画像処理技術です。

従来のプログレッシブ変換処理では、同一フィールドの上下平均値でインターレースの隙間を埋める「線形補間処理」をとっているため情報量は変わらず全体にボケのある映像であります。

「動き適応IP変換処理」では、静止画の場合には1フィールド前の映像を使用し、情報量を2倍にして画像のチラツキを抑え垂直解像度を向上し、動画の場合には同一フィールドの映像を使用することで、自然な動きを再現します。


従来方式


動き適応IP変換



3次元デジタルノイズリダクション処理

3次元デジタルノイズリダクションは、映像信号に含まれる微細なノイズ成分を軽減する画像処理技術です。

静止画における背景のザワザワ感を軽減し、スッキリした映像を再現します。

1フレーム差分の小さい部分に対しては、現フレーム信号と1フレーム前信号の平均値を表示します。同時にこの信号を1フレーム遅延させ、次のフレームで使用するフレーム巡回型ローパスフィルタを使用して微細なノイズを軽減しております。

1フレーム差分の大きい部分に対しては、同様の処理を行うと、動きのボケや2重像の妨害が発生するため、動き量に適応した画像処理を行います。


処理前


処理後



高精細拡大縮小フィルタ処理

高精細拡大縮小フィルタ処理は、ワイドボケや文字欠けのない高画質な拡大や縮小表示を行う画像処理技術です。

水平・垂直方向にFIRフィルタを使用して、信号処理論理に基づきソフトウェアから、様々な使用目的に合ったフィルタ特性を実現しております。

    拡大 縮小

(従来処理)

(高精細処理)

拡縮追従型輪郭強調処理

拡縮追従型輪郭強調処理は、水平・垂直方向それぞれの拡大縮小倍率に応じて最適な輪郭強調を行い、自然でシャープな画像表示を表現します。

    拡大 縮小

(従来処理)

(高精細処理)

フィルムモード適応IP変換処理

映画など24フィールド / 秒の映像信号を表示するには、入力信号を2フィールドと3フィールドの交互に出力し、60フィールド / 秒にする2-3プルダウンの画像処理が必要です。この方式は、フィールド画像の交じり合うフレームが一定間隔で発生するため、輪郭がギザギザになったり動きが不自然になったりします。フィルムモード適応IP変換処理は、2-3プルダウンにより出力された信号に対して、動き適応IP変換処理を行い、最適に表示する画像処理技術です。


自動クロック位相調整機能

従来、パソコンの高精細な映像信号をクリアに表示するためには、パソコンの信号とプラズマディスプレイを同期させるクロック位相の調整を手動で行う必要がありました。 クロック位相調整を自動化することにより、常にクッキリとした画像表示が可能です。


調整前


自動クロック位相調整画面



ALIS方式(高精細画像表示対応)

富士通(株)が新たに開発したプラズマディスプレイのパネル駆動方式であるALIS方式は、従来、1対の表示電極で走査線1本分の表示制御を行っていたものを、1対の表示電極で走査線2本分の表示制御を行う独自の新技術です。


 

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