PRESS RELEASE

2011年08月11日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.11-N03-14)

新たに「エコ運転」と「パワフル加湿」を搭載

エアクリーン脱臭の『PLAZION®』を新発売

当社は、独自の高性能「トリプル脱臭(注1)」に「エコ運転」機能を搭載するとともに、暖房節電につながる「パワフル加湿」を搭載したエアクリーン脱臭の『PLAZION®』を8月21日より発売いたします。

近年、ペットの室内飼育数の増加や住宅の高気密化などにより、室内のニオイ対策への関心が高まっております。同時に、電力供給への懸念を背景に、節電性能の高い電気製品に対するニーズが高まっております。

新商品は、従来の高性能脱臭に「エコ運転」機能を加え、脱臭性能を維持しながら約25%(注2)の省エネを実現しました。これにより、ニオイが強くないときやお出かけの時に効率的な脱臭効果が得られるとともに、節電対策にも役立ちます。また、「片手持ちハンドル」付きのコンパクトな形状とし、使用する部屋へと簡単に移動することで、さまざまな場所で脱臭ができます。さらに、消費電力の少ない気化式加湿を採用しつつ加湿性能が約16%(注3)向上した「パワフル加湿」と湿度制御機能により、冬場の低室温時(22℃以下)の暖房感(体感温度)を高め、暖房併用時の節電に役立ちます。カラーバリエーションは、室内のインテリアに合わせてホワイトとピンクの2色から選択できます。

当社は本製品とエアコンとの併用も提案し、より快適な室内空間づくりをサポートしてまいります。

DAS-303A-W写真DAS-303A-P写真

プラズマイオンUV加湿脱臭機『PLAZION®
(左:DAS-303A-W、右:DAS-303A-P)

主な特長

1.当社独自の高性能脱臭

  1. 独自の「トリプル脱臭(注1)」機能でスピード脱臭
  2. 「エコ運転」機能搭載で、脱臭性能を維持しながら約25%(注2)省エネ
  3. 脱臭フィルターの性能を再生させる独自の「脱臭フィルターオートクリーン」機能
  4. 「片手持ちハンドル」付きのコンパクト形状により、簡単移動で、強力脱臭

2.強化した「気化式パワフル加湿機能」で、冬の節電効果をアップ

3.放出除菌と吸引除菌を兼ね備えた「ツイン除菌」機能

4.チャイルドロックなど使いやすい気配り機能を充実

1. 当社独自の高性能脱臭

i.  独自の「トリプル脱臭(注1)」機能でスピード脱臭

独自の「トリプル脱臭(注1)」により、8畳の部屋でタバコ1本を吸ったときの残り香を、3分でニオイが分からないレベルまでスピード脱臭します(注4)

A)  高濃度臭気の脱臭
高速メガフィルター(金属酸化触媒ハニカムフィルター)の吸着・酸化作用により、タバコやペット臭など高濃度臭気が強力に分解されます。さらにヒーターの加熱作用で油のニオイなども徹底的に脱臭します。ニオイの元を化学的に分解するため、吸着のみの活性炭フィルターと比べ脱臭の持続力が違います。
B)  低濃度臭気の脱臭
弱められたニオイは、UVデオドラントユニット内でUVランプの紫外線が生成するオゾンにより、酸化分解されます。
C)  染みついたニオイの脱臭
UVデオドラントユニット内で作られた低濃度オゾンを部屋に放出し、カーテンやカーペット、家具などに染みついたニオイを直接分解します。

【「トリプル脱臭」の構造】

「トリプル脱臭」の構造イメージ図。A)強いニオイを一気に取る高速メガフィルター(金属酸化触媒ハニカムフィルター)&ヒーターユニット。B)わずかに残ったニオイも徹底脱臭UVデオドラントユニット(低濃度オゾン+金属酸化触媒)。C)染みついたニオイまで強力脱臭消臭成分の放出(低濃度オゾン)。

ii.  「エコ運転」機能搭載で、脱臭性能を維持しながら約25%(注2)省エネ

ニオイの強さに合わせて、自動運転より少ない風量に抑え、すべての表示ランプを減光することで約25%(注2)の省エネを実現しました。これにより、ニオイが強くないときや外出時などに効率的な脱臭効果が得られるとともに、節電対策にも役立ちます。

脱臭性能と消費電力量の比較グラフ。


iii.  脱臭フィルターの性能を再生させる独自の「脱臭フィルターオートクリーン」機能

独自のヒーターユニットにより、脱臭フィルターを約24時間(累積運転時間)ごとに加熱し、脱臭性能を自動的に再生させる「脱臭フィルターオートクリーン」機能を搭載しております。フィルターに付着して残存しやすかった油成分も分解するとともに、交換・掃除せずに10年間使用しても、90%以上維持することができます(注6)

iv.  「片手持ちハンドル」付きのコンパクト形状により、簡単移動で、強力脱臭

「片手持ちハンドル」付きのコンパクトな形状とし、使用する部屋へと簡単に移動することで、さまざまな場所で脱臭ができます。

持ち運びイメージ写真


2. 強化した「気化式パワフル加湿機能」で、冬の節電効果をアップ

消費電力の少ない(注7)「気化式パワフル加湿機能」を搭載し、加湿能力を従来比16%アップ(注3)の500ml / hに強化することで、冬場の乾燥時期にたっぷりの加湿量でうるおい空間を提供いたします。さらに、暖房併用時には、低室温時(22℃以下)に自動で60%を目標に湿度を制御し、暖房感(体感温度)を高め、節電に役立ちます。

また、加湿フィルターには、UVデオドラントユニット内で生成したオゾンを直接吹きかけるとともに、抗菌(注8)材を採用することで清潔に保ちます。

ミスナールの体感温度計算式より、14畳洋室において低室温時(22度以下)に湿度60%に維時グラフ。


3. 放出除菌と吸引除菌を兼ね備えた「ツイン除菌」機能

プラズマイオン発生器からプラズマイオンと、UVデオトラントユニットから低濃度オゾン(注5)を一緒に放出し、空気中の浮遊菌だけでなく、家具やインテリアなど部屋にあるものに付着した菌も抑制します(注9)。さらに、部屋の空気を吸い込んで、空気中の浮遊菌を本体内部に取り込み、UVランプによる紫外線照射で抑制します(注10)

浮遊カビ菌:放出除菌によるカビ菌除去効果の自然減衰と放出除菌の比較グラフ。UV照射後と自然放置の場合の比較。

放出除菌と吸引除菌イメージ図。


4. チャイルドロックなど使いやすい気配り機能を充実

i.  チャイルドロック

誤作動を防ぐためにチャイルドロックを搭載。小さなお子様やペットがいても安心です。

ii.  切りタイマー

就寝時やお出かけ時に便利な切りタイマーを搭載。切りタイマーは1h•2h•4hの3段階に設定可能。

iii.  大きく見やすく使いやすい操作パネル

操作パネル拡大写真


発売日•生産予定台数及びメーカー希望小売価格

発売日
2011年8月21日
予定台数
100,000台 / 年
メーカー希望小売価格
オープン価格

主な仕様

品名 プラズマイオンUV加湿脱臭機
機種名 DAS-303A
W:ホワイト、P:ピンク
電源 100V 50 / 60Hz
消費電力 50W(脱臭フィルターオートクリーン運転時)   8W(弱運転時)
適用床面積 脱臭:~20畳   加湿:~14畳(プレハブ洋室)
加湿量 500ml / h
寸法 幅29.0 × 奥行き27.0 × 高さ44.8cm
質量 7.4kg

注釈

注1 トリプル脱臭 :
高速メガフィルター(金属酸化触媒ハニカムフィルター)、UVデオドラントユニット、消臭成分の放出による独自の3段階脱臭方式。
注2 約25%の省エネ :
試験条件 / 8畳の部屋にて風量:自動、プラズマイオン:弱、加湿なし、10時間運転時(開始直後と5時間経過後の2回アンモニアを発生させた場合)の消費電力比較。
条件によっては脱臭時間が延びたり、能力が低下する場合があります。
注3 加湿性能が約16%向上 :
日本電機工業会規格JEM1426(電気加湿器)による室温20℃湿度30%で急速運転した時の加湿能力。当社前年度機種DAS-303W(430ml / h)との比較。
注4 3分でニオイが分からないレベルまでスピード脱臭 :
8畳タバコ1本喫煙後、臭気強度1.5以下になるまでの減衰時間。
(臭気センサーによる判定)。タバコの有害物質(一酸化炭素等)は除去できません。
注5 低濃度オゾン :
放出最大濃度0.03ppm。室内濃度0.01ppm~0.02ppm。放出される低濃度オゾンは時間の経過とともに酸素に戻ります。プラズマイオン&UV機能が動作している時に、わずかにプールの消毒臭のようなニオイを感じることがあります。
注6 交換・掃除せずに10年間使用しても、90%以上維持 :
日本電機工業会の自主規格JEM1467に準じて10年分の臭気を吸わせた後、1m3チャンバー内にてアンモニアの30分間除去率を測定。90%以上の除去率。
注7 消費電力の少ない :
ヒーター式との比較
注8 抗菌 :
一般財団法人ボーケン品質評価機構(旧:財団法人日本紡績検査協会)にて、加湿フィルター:JIS L1902(2種類の菌で実施)、ウォーターホイール・水トレイ:JIS Z2801(2種類の菌で実施)、水タンク:JIS Z2801(1種類の菌で実施)による抗菌試験。抗菌活性値は、加湿フィルター:3.3以上、ウォーターホイール&水トレイ:2.5以上、水タンク:4.5以上。
注9 付着菌も抑制 :
一般財団法人ボーケン品質評価機構(旧:財団法人日本紡績検査協会)にて、試験菌液(1種類)を滴下したPEフィルムをプラズマイオンを発生させながら9ℓ容器内で24時間培養。生菌数が99.97%減少。【試験番号】028669
注10 浮遊菌抑制 :
日本食品分析センターにて、滅菌済プラスチックシャーレに菌液(1種類)を滴下し紫外線を約1cmの距離から照射、点灯時間と滅菌率との関係を評価。30秒間で99.99%を抑制。【試験番号】10060697001-02号
注11 カビ菌の除去効果 :
一般財団法人ボーケン品質評価機構(旧:財団法人日本紡績検査協会)にて、カビ菌(1種類)の胞子懸濁液をろ紙に塗布し、プラズマイオンを発生させながら28日間培養後観察。【試験番号】019190-1

関連リンク

 

発表資料中の「価格」・「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

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