PRESS RELEASE

2010年2月4日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.09-N07-32)

業界トップ(注1)の省エネ性能を実現

豪州向け大型ダクトインバーターエアコンを新発売

(室内機:ARTC72 / 90LATU 室外機:AOTC72 / 90LALT)

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主な特長

1. 業界トップ(注1)の省エネ性能(冷房時EER 3.20 / 暖房時COP 3.40)を実現

新商品はさまざまな省エネ技術により、エネルギー消費効率が従来機種に比べて(注2)約20%向上し、業界トップ(注1)の省エネ性能(冷房時EER 3.20 / 暖房時COP 3.40)を実現しました。

室内機にDCファンモーターを搭載し、熱交換器の大容量化を図り、筐体設計も最適化することで、高効率化を実現

従来のACファンモーターに比べ、高効率のDCファンモーターを室内機に業界で初めて(注3)搭載することにより、モーターの電力消費量を従来機種に比べて(注2)約40%削減しました。さらに、従来機種比(注2)25%大容量化した熱交換器を搭載し、筐体設計も最適化することで、高効率化を図りました。

DCファンモーター説明図

室外機に「コーナーラウンド形高密度マルチパス熱交換器」を搭載し、熱交換効率を向上

室外機の熱交換器をコーナーラウンド形状に変更することにより、筐体のサイズを縮小しながらも熱交換器の容積を従来機種比で(注2)約70%増やしました。また同形状により、外気を全方位から吸い込むことが可能となり、高効率化を実現しました。

熱交換器容積を1.7倍に大容量化、全方位から吸込み可能なコーナーラウンド形高密度マルチパス熱交換器説明図。

さらにØ7mmの細い銅管を採用した「高密度マルチパス熱交換器」を搭載することで、熱交換効率が大幅に向上しました。

高密度熱交換器プラス、マルチパスイメージ図

室外機に「正弦波DCインバーター制御」を搭載し、圧縮機制御の高効率化を実現

回転ロスの少ない正弦波駆動方式のDCインバーター制御」を搭載し、DCツインロータリー圧縮機の制御を高効率化しました。

正弦波DCインバーター制御、DCツインロータリー圧縮機メージ図


2. 設置性・設置自由度を向上

業界最小(注4)の設置面積を実現し、室外機の設置性を向上

コーナーラウンド形状の熱交換器の搭載に併せて、筐体の一角をカットする「コーナーカット吸込み構造」を採用することにより、高効率化を図りながら業界最小(注4)の設置面積を実現しました。従来機種と比べて(注5)約16%の省スペース化を図り、室外機の設置性を高めました。

従来機種比16パーセントの面積削減イメージ図

ダクトの長さなどの設置条件に合わせて、最適な風量を実現

室内機にDCファンモーターを採用することで、機外静圧(注6)を50-250Paの広範囲で制御可能とし、ダクトの長さなどのさまざまな設置条件に合わせて、最適な風量を各部屋へ提供します。

注釈

注1 業界トップ :
ARTC90LATU。豪州25kWインバータークラスにおいて。(2010年2月4現在)
注2 従来機種比:
ARTC90LATU / AOTC90LALTと当社従来機種(ART90TLC3 / AOT90TPC3L)との比較。
注3 業界で初めて:
ARTC90LATU。豪州25kWインバータークラスにおいてDCファンモーターを搭載。(2010年2月4現在)
注4 業界最小:
AOTC90LALT設置面積7,115cm2。豪州市場25kWインバータークラスにおいて。(2010年2月4日現在)
注5 従来機種比:
AOTC90LALTと当社従来機種(AOT90TPC3L)との比較。
注6 機外静圧:
室内機に接続するダクトなどによる、空気の流れを妨げようとする圧力(抵抗)のこと。

 

発表資料中の「価格」・「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

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