PRESS RELEASE 2010年7月22日
当社は、最大8室まで対応可能な家庭用マルチインバーターエアコン(14.1 kWタイプ)を北米市場に向けて、7月31日より発売します。既に発売済みの2室・4室対応マルチインバーターエアコン(7.0 / 10.3 kWタイプ)に加えて、家庭用マルチエアコンのラインアップを拡充し、ビジネス拡大を目指します。 北米の家庭では、全部屋を一律に冷暖房する全館空調方式が主流ですが、近年は部屋ごとに細かく制御でき、省エネ性に優れた個別空調方式の需要拡大が見込まれています。特に部屋数の多い大型住宅では、室外機1台で全ての部屋の冷暖房が個別に制御可能な多室マルチエアコンのニーズが高まっています。 こうしたニーズに応えるため、従来はビル用マルチエアコンを住宅に転用していましたが、家庭用途としては室内機の冷媒音や室外機の大きさに課題がありました。 当社は、「分岐ユニット」を新たに設け、これに室内機の冷媒量を調節する膨張弁を複数内蔵しました。これにより、室内機の静音性や室外機の設置性に優れ、部屋数の多い大型住宅に対応可能な家庭用マルチインバーターエアコンを開発しました。 新商品は、室外機1台で室内機を最大8台まで接続できます。冷媒音の生じる膨張弁を「分岐ユニット」として独立させ、床下や天井裏に配置することで、室内機の静音化も実現しました。 また、室外機は独自開発の大口径Ø515mmの送風ファンなどを搭載することにより、高さを91.4cmに抑え、さまざまな場所に設置できます。コンパクトでありながら、業界トップクラス(注1)の省エネ性能も実現し、電力消費量の低減に寄与しています。 さらに、家庭用途として新たに開発した集中リモコン「セントラル・リモート・コントローラー」により、簡単な操作で全ての室内機を一括制御できます。各室内機の温度を個別に設定することや、1週間の運転スケジュールを個別に登録することが可能で、効率的な個別空調を実現し、省エネ効果を高めます。 その他、室内機の接続数の増加に対応すべく誤配線を自動的にチェックする機能や、全ての配管の接続部分を溶接作業が不要なフレア接続方式にするなど、施工性を向上させました。 当社は、北米において個別空調方式に適したマルチエアコンのラインアップを拡充し、優れた省エネ性を積極的に提案することにより、ビジネス拡大に努めてまいります。 北米向け家庭用マルチインバーターエアコン
新商品の主な特長
1. 室外機1台で室内機を最大8台まで接続可能新商品は、室内機の冷媒量を調節する膨張弁を内蔵した「分岐ユニット」を複数設置することにより、室外機1台で最大8台まで接続できます。また、室外機と室内機間の最大配管長70m、最大高低差30mを実現し、室外機の設置場所が限定される住宅にも適しています。 分岐ユニットは最大3台まで設置可能で、1台につき室内機を3台まで接続できます。縦置き・横置き・天吊りが可能で、床下や天井裏などの狭小スペースにも設置可能です。
2. 家庭用途に適した室内機・室外機i) 静音性に優れた室内機ビル用マルチエアコンでは、室内機に膨張弁が内蔵されておりますが、新商品は、冷媒音の生じる膨張弁を「分岐ユニット」として独立させることで、室内機の静音化を図りました。壁掛け、天井カセット、ダクトの3タイプ12機種が接続できます。
ii) 高さ91.4 cmのコンパクト室外機室外機は、独自開発の大口径Ø515mmの送風ファンなどを搭載することにより、高さを91.4cmに抑え、設置困難な窓下などさまざまな場所に設置できます。 またコンパクトでありながら、3列にレイアウトした熱交換器やDCツインロータリー圧縮機などの採用により、業界トップクラス(注1)の省エネ性能も実現し、電力消費量の低減に寄与しています。
3. 家庭用途に適した集中リモコン「セントラル・リモート・コントローラー」i) 簡単な操作で全ての室内機を一括制御全ての室内機を一括制御する集中リモコン「セントラル・リモ―ト・コントローラー」を家庭用途として新たに開発しました。十字キーとボタンによる簡単な操作で、運転のオン・オフ、運転モード、温度や風量などを個別に調節できます。またバックライト付きのフルドット液晶画面を搭載し、文字や数字の視認性を向上しています。
ii) 効率的な個別空調を実現するスケジュール管理機能各室内機の1週間の運転スケジュールを個別に設定できるスケジュール管理機能を搭載しました。曜日ごとに、設定時間、運転のオン・オフ、運転モードや温度を4パターン登録することが可能で、一層効率的な個別空調を実現し、省エネ効果を高めます。
4. 施工性の向上i) 誤配線チェック機能室外機、分岐ユニット、室内機間の通信線の誤配線や接続忘れなどを自動的にチェックする機能を搭載しました。試運転前に同機能が働き、異常がある場合は室外機の基板上にエラーコードを表示します。また、誤配線の場合はエラー箇所と正しい接続先を表示します。同機能により、室内機の接続数の増加による工事ミスを低減します。 ii) 配管接続が簡単なフレア接続方式室外機、分岐ユニット、室内機の配管接続部分は、これまでの家庭用エアコン同様に、溶接作業など火気を使わないフレア接続方式になっており、簡単で安心な施工が可能です。 主な仕様・発売時期・生産台数室外機の主な仕様(小型壁掛け室内機4台との組み合わせによる性能)
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