PRESS RELEASE 平成18年11月17日
この度当社は、バッテリー電源用モーターとして、小型・軽量でありながら、出力を30%(注1)UPした電動アシスト自転車用アキシャル形DCモーターを開発しました。 電動アシスト自転車用モーターは、自転車のデザインを損なわない小型・軽量化と高出力化が望まれています。 そこで当社はこのニーズに応え、独自の鉄心形状とツインローター構造により、小型・軽量および高出力を実現し、従来の電動アシスト自転車用として使われているラジアル形DCモーターに比べ、容積約15%(注1)の小型化、質量約22%(注1)の軽量化を図り、さらに最大出力を約30%(注1)UPさせたアキシャル形DCモーターの開発に成功しました。 このモーターは、独自のコア形状や配置により、電力ロスの少ない巻線構造とすることで、バッテリー電源(低電圧)用モーターとして優れております。2007年春よりサンスター技研株式会社殿で発売される電動アシスト自転車用ユニット「 S02 」に搭載されます。 サンスター技研株式会社殿は、この小型・軽量でありながら、高出力を実現したモーターを電動アシスト自転車に搭載することによって、1回の充電で従来比約1.5倍(注2)の走行距離を実現することができました。
主な特長- バッテリー電源用モータ-として小型・軽量、高出力を実現 -
1. 独自のコア構造により、小型化15%(注1)、軽量化22%(注1)を実現モーターは、鉄心に銅線を巻いた複数の電磁石とマグネットが、回転軸を中心に磁力による吸引、反発を繰り返すことで回転しています。そして銅線に電流が流れることで電気エネルギーを機械エネルギーに変換する機器であるため、効率良くエネルギー変換をすることがモーターの性能を左右します。 当社は理想的なエネルギー変換を行うためアキシャル形DCモーターの開発において、電磁石を2つの円板上に配置されたマグネットで挟み込み、マグネットの磁束が通る通路を最短にする構造を実現しました。さらに電磁石においても最適な巻線構造を実現し、鉄心で発生する「鉄損」や銅線で発生する「銅損」を抑え、エネルギー変換の効率を向上させています。そのうえ、この構造はマグネットと電磁石の向き合う面積が大きく取れるため、小型化・軽量化を図ることができます。 これにより、電動アシスト自転車用のモーターとして、従来のラジアル形DCモーターに比べて、容積で約15%(注1)の小型化、質量で約22%(注1)の軽量化を実現しております。 アキシャルギャップ形とラジアルギャップ形の構造比較 2. バッテリー電源用( DC24V )モータ-として出力を30%(注1)UP新モーターはバッテリー電源用( DC24V )として開発し、高出力( 最大330W )を実現しました。 ラジアル形DCモーターは鉄心が一体となっているため形状的な制約から比較的細い銅線が使用されます。 当社のアキシャル形DCモーターは鉄心をボビン状にすることで、電気抵抗の少ない太い銅線を容易に巻線することができます。このことから、電力ロスの少ない巻線構造が可能となり、バッテリー電源用モーターの高出力化が実現できました。
主な仕様
発売時期・生産台数・希望小売価格
注釈
発表資料中の「価格」・「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
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