PRESS RELEASE

2020年1月21日

株式会社富士通ゼネラル

19-V03-33

インドで直販体制による空調ビジネスを開始

中期経営計画達成に向けた最重点市場での販売体制を強化

当社は1月21日よりインド国内において、同国の販売子会社Fujitsu General(India)Private Limited(以下FG(India))を通じた直販体制による空調機ビジネスを開始します。今後は当社主導によるマーケティング活動やアフターサービスの強化により、当社ブランドの一層の向上を図るとともに、直営店舗の設置やコマ—シャルルートを含めた新規取扱店の開拓によって販路を拡大し、同国における空調機ビジネス拡大を目指します。

インドの空調機市場は年率10%以上(注1)で急伸長しており、今後も高い成長が見込まれています。当社は2022年度を達成年度とする中期経営計画においてインドを最重点市場と位置付けるとともに、ジョイントベンチャー先でもある現地販売代理店ETA General Private Limited(注2)と、販売体制の見直しに向けた検討を進めてきましたが、このたび、インド市場でのFG(India)による直販体制への切り替えについて合意しました。

今後は当社主導による販売促進、広告宣伝、アフターサービスの強化により、インドにおける強いブランド力の一層の向上に取り組むほか、新規取扱店の開拓に加え、同国内において直営店舗も立ち上げるなど、抜本的な販売チャネルの見直しも進めていきます。

さらに、ビル用マルチエアコンなどの業務用空調機の営業体制も強化するとともに、2018年12月に連結子会社化した空調設備の設計・施工・サービスメンテナンスを展開するABS Aircon Engineers Private Limited を通じて、同社取引先への業務用空調機の更新需要にも積極的に提案し、空調ソリューションビジネスの拡大も目指します。

また、2月には現地ニーズに即したインバーターエアコンを投入します。インドは今年1月より省エネ規制が一層厳格化し、当社が得意とするインバーターエアコンの普及拡大が見込めます。新商品は今までラインナップになかったボリュームゾーン対応モデルで、優れた省エネ性能に加え、現地特有の課題である不安定な電圧事情や厳しい外気温環境などにも耐えられる仕様とし、インバーター市場での販売拡大を図ります。

なお、1月21日19時(現地時間)より、チェンナイ南部のマハーバリプラムにて、現地ディーラー向け説明会を開催し、当社代表取締役社長の斎藤悦郎より、直販体制による今後の展望などについて説明します。

インド向け壁掛けインバーター機種(インドではGeneralブランドで販売)

注釈

注1 :
当社推計。
注2 :
ETA ASCONグループ(本社:UAE・ドバイ)のインド関連会社。創立1999年5月。

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インド向け壁掛けインバーター機種(インドではGeneralブランドで販売)(JPG:1,987KB)