石巻市様で当社製最新式デジタル防災行政無線システムの運用開始 デジタル防災行政無線導入で「災害に強く安心して暮らせるまちの実現」に貢献

宮城県・石巻市様では、東日本大震災からの復旧・復興事業の一環として、同市全域を対象とした防災行政無線整備事業（総事業費約22億円）を進めており、そのシステム構築に当社製の最新式デジタル防災行政無線システムが採用され、運用を開始しました。本年4月、籠峰山（かごぼうさん）、硯上山（けんじょうさん）など6か所の中継局設備を介した河北（かほく）、雄勝（おがつ）など各総合支所との無線回線によるネットワーク化が完了し、地域の方々への緊急時の避難勧告などが迅速に行えるようになりました。同市では今後も難聴地域を解消するため、屋外子局の増設などを計画しています。

石巻市様の従来のシステムは、合併前に整備された旧市町ごとの情報伝達方法を継続して運用していたため、市内全域への周知に時間がかかりました。

今回の最新式デジタル防災行政無線システム運用開始により、

1. 緊急時の市内全域への避難勧告などの強制的な一斉通報
2. 緊急時の孤立防止のため市役所と各総合支所間を無線専用回線で繋ぎ双方向通信による状況把握
3. 職員の連絡用移動無線（携帯無線 / 車載無線）の整備

など、緊急時における避難勧告、情報収集など災害支援活動での迅速、的確な対応が可能となりました。

当社は、石巻市様の掲げる「災害に強く安心して暮らせるまちの実現」に向けた復興事業の中で、防災無線整備事業が円滑に進められるようシステム構築・運用支援に注力してまいります。

ご参考

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