PLESS RELEASE

2012年7月19日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.12-Y04-08)

全国初(注1) 岡山市消防局様で
「デジタル消防救急無線(SCPC方式注2)システム」が本格稼動

岡山市消防局様では、新設された高機能消防指令センターの運用開始にあわせて今年4月から、政令指定都市としては全国で初めてとなる(注1)「デジタル消防救急無線(SCPC方式注2)システム」(当社納入・総額約20億円)が、本格稼動しています。当社は、2010年10月に同システムを受注し、機器の設置や導入工事を推進しており、このシステムの導入により、「秘匿性を高めることによる傷病者情報等の個人情報保護の強化」「無線チャンネルの増波により、増大する消防救急活動等における通信輻輳の回避」「文字情報の伝達による通信の強化」などが図られ、市民生活に「安全・安心」を提供いたします。

今年度は、本整備事業の最終年度となり、4月から本格稼動した岡山市消防局様管轄エリアでの運用に加え、岡山県内をはじめ全国の消防本部との連携運用ができるよう「共通波(注3)」基地局無線機器の導入工事を進めてまいります。これにより、岡山市消防局様管内においては岡山県内の他消防本部および全国の消防本部との無線交信が可能となり、大規模災害受援時のスムーズな現場活動を支えることができます。

今後は、ファーストユーザーである岡山市消防局様をモデルとし、デジタル消防救急無線システムの導入拡大を図ってまいります。

岡山市消防局様「デジタル消防救急無線(SCPC方式注2)」システムのネットワーク図
システムのネットワーク図

【設備構成】

基地局・中継所:
センターを含め11箇所
ネットワーク :
多重無線回線(注4)で構築
緊急車両 :
管内約100台の消防車・救急車(移動局)の車載用デジタル無線機

【各年度の事業内容】

2010年度:
無線中継局舎、鉄塔の新設工事
2011年度:
多重無線回線(注4)設備の増設、デジタル消防救急無線「活動波(注3)」導入
2012年度:
デジタル消防救急無線「共通波(注3)」導入

本年度は、各中継所・基地局へデジタル消防救急無線「共通波(注3)」の無線機器を設置し、岡山県内の他消防本部および全国の消防本部との無線交信が可能となります。

デジタル消防救急無線整備事業の内容

今日、さまざまな分野においてデジタル化が進展しており、通信分野においても、携帯電話や放送など電波の有効利用を図るとともに、データ伝送などによる高度な利用が行われています。

消防救急無線においては、これまでアナログ通信方式により、音声主体の運用が行われていますが、2008年5月、電波法26条に基づく周波数割当計画の改正があり、アナログ周波数の使用期限が2016年5月31日までとされ、消防救急無線においても、デジタル化の推進が義務付けられました。

岡山市消防局様では、新設された西消防署に整備された高機能消防指令センターの運用開始にあわせて、政令指定都市としては全国で初めて(注1)「デジタル消防救急無線(SCPC方式注2)システム」を導入しています。

整備事業は2010年度から2012年度までの3カ年で、当社は「デジタル消防救急無線設備の導入」に「多重無線回線(注4)設備の増設」を含む整備を2010年10月1日に岡山市と一括契約で結び、システム開発、設備工事などを行っています。

【各年度における主な事業内容】

2010年度
無線中継局舎、鉄塔の新設工事
2011年度
多重無線回線(注4)設備の増設、デジタル消防救急無線「活動波(注3)」の導入工事
2012年度
デジタル消防救急無線「共通波(注3)」の導入工事

【設備の構成】

  1. 基地局・中継所は、センターを含め11箇所で構成。
  2. 主要基地局は、多重無線装置でネットワーク化。
  3. 管内における約100台の緊急車両(救急車・消防車)へのデジタル無線機搭載。

【契約額】

約20億円

注釈

注1 全国初 :
2012年7月現在。当社調べ。京都、神戸などの実証実験は除く。
注2 SCPC方式 :
Single Channel Per Carrier方式の略。1音声チャネル当たり1搬送波を割り当てる伝送方式で、周波数分割多元接続(FDMA)の分類の一つ。
注3 活動波/共通波 :
「活動波」とは岡山市に与えられる消防救急用の電波。
「共通波」とは都道府県ごとに与えられる消防救急用の電波と全国共通で使用可能な消防救急用の電波。
注4 多重無線回線 :
複数のデジタルデータをまとめ、一つの共有された無線の伝送路で送る回線。大容量のデータ伝送が可能。

 

発表資料中の「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

ページの先頭へ


1つ前のページに戻る