PRESS RELEASE

平成14年8月8日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.02-N07-16)

“空気がおいしい冷蔵庫”

『エアキューブ(注1)』シリーズ新発売

『立体吸引冷却』方式(B・A・C・Cシステム(注2))搭載

当社はこの度、発売以来好評の『立体吸引冷却』方式(B・A・C・Cシステム)を搭載した冷蔵庫を『エアキューブ(注1)』シリーズとし、今年度は第1弾として『立体吸引冷却』方式と「マイナスイオンプレート」を組み合わせた新商品3タイプを、9月25日より順次発売いたします。

当社冷蔵庫は、最もよく使用する冷蔵室の食品鮮度にこだわり、冷蔵室天井部から吹き出した冷気を背面で大きく吸い込んで冷やす、独自の『立体吸引冷却』方式を搭載し、「強力脱臭&抗菌」「冷却能力の向上」を実現しております。

新商品では、この『立体吸引冷却』方式に加え、冷蔵室全体にムラなく「マイナスイオン」を循環させるため、「マイナスイオンプレート」を装着し、脱臭・抗菌・鮮度保持能力の向上を図りました。冷蔵室内で発生したニオイ分子や雑菌を「マイナスイオン」により分解し、『立体吸引冷却』方式の冷気の流れにより冷蔵室背面へ吸い込みます。その後「マンガン系低温脱臭触媒」により、さらに強力かつスピーディーに脱臭・抗菌します。脱臭・抗菌した空気を「おいしい空気」として再び庫内に送り出します。

この『立体吸引冷却』方式による脱臭効果と、マイナスイオンの相乗効果により、従来に比べ脱臭能力を向上(注3)しました。

『エアキューブ(注1)』シリーズは、

  • 省スペースで扉開閉ができる「フレンチドアタイプ」
  • 独立アイスルーム&切替室が腰の高さで使いやすい「セレクトルームタイプ」
  • 野菜類をたっぷり収納できる大型野菜室採用の「野菜室センタータイプ」

など、家族構成やライフスタイル等に合わせて、好みのタイプを選択できるラインナップといたしました。


写真 : 『エアキューブ』シリーズ
左 : ER-B42PJ形、中 : ER-B40SJ形、右 : ER-B44KJ形


『エアキューブ』マーク


 

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『エアキューブ』シリーズの主な特長

  1. 『立体吸引冷却』方式と「マイナスイオン」で庫内の脱臭効果をアップ(注3)
  2. 『立体吸引冷却』方式でムラなく素早い冷却を実現
  3. 「庫内抗菌たまごルーム」でたまごを新鮮に保存
  4. キッチンに調和する「シンプル&スタイリッシュデザイン」

『立体吸引冷却』方式と「マイナスイオン」で庫内の脱臭効果をアップ(注3)

冷蔵室内に取り付けた「マイナスイオンプレート」から放出される「マイナスイオン」が、庫内を浮遊するニオイ分子や雑菌をキャッチし、無臭成分に分解・抗菌作用を促します。

「マイナスイオン」でとり切れなかったいやなニオイや雑菌は、冷蔵室背面で大きく冷気を吸い込む当社独自の『立体吸引冷却』方式により、すぐに背面へ吸い込まれ、「マンガン系低温脱臭触媒」により、強力に脱臭・抗菌を行います。浄化された冷気は、「おいしい空気」として再び庫内を循環します。

脱臭能力試験では、『立体吸引冷却』方式と「マイナスイオン」の相乗効果により、約8分後にニオイ分子が半減するなど、従来の吹出し冷却方式と比べ強力・スピード脱臭(注3)を実現しています。

「マイナスイオンプレート」および「低温脱臭触媒」は交換不要で、半永久的に脱臭・抗菌効果が持続します。


『立体吸引冷却』方式でムラなく素早い冷却を実現

従来の吹出し冷却方式では、食品の詰め込みすぎによる冷気の渦流が発生し、食品の冷えムラが起こりやすくなっていました。

『立体吸引冷却』方式では、この課題を解決すべく、冷気を冷蔵室前面天井部から幅広く吹き出させ、食品に沿って包み込むように冷却するので、冷気の渦流がほとんど発生しません。冷蔵室の棚上食品収納スペースの約90%まで食品をたっぷり詰め込んだ状態での吹出し冷却方式との比較実験(注4)において、均一冷却性能の大幅な向上と、食品冷却時間の短縮(約2分の1(注4))という結果を得ており、ムラなく素早い冷却を実現しました。

たまごを新鮮に保存する「庫内抗菌たまごルーム」

専用のたまごルームを冷蔵室内下部に設置しました。

ドアポケット部での保存に比べて、扉開閉時の振動が少なく、温度変化の少ない低温で安定した保存が可能です。たまごルーム内は抗菌処理を施してあるので、雑菌の飛散や繁殖を抑えます。

キッチンに調和する「シンプル&スタイリッシュデザイン」

デザインは、食器棚や流し台の横に置いてもキッチンに調和する縦のラインを基調としています。また、縦長のハンドルは、背の高さを問わず、自然につかめるシンプルな形状で、耐久性に優れた構造としました。

カラーは、シリーズ全体に上質感のあるメタリック調で統一しました。

各タイプの特長

フレンチドアタイプ ER-B42PJ形の特長

1. “低温と涼温”の2温度で野菜類の適正保存を実現した「潤るお~るペア野菜室」

野菜の保存には、低温(約2°C)が適したものと涼温(約8°C)が適したものがあります。

従来の野菜室に涼温保存に適した野菜を保存すると「低温障害(しもやけ)」が発生し、鮮度を大きく損ないます。

「潤るお~るペア野菜室」は、加湿効果と、それぞれの野菜に適温の「低温野菜室(2°C)」と「涼温野菜室(8°C)」の2つの野菜室を採用し、鮮度を損なわず、ムダのない野菜の保存を実現しました。

涼温保存に適した野菜・果物 : きゅうり・なす・ピーマン・じゃがいも・トマト・オレンジ・メロンなど。
低温保存に適した野菜・果物 : キャベツ・にんじん・ちんげんさい・玉ねぎ・大根・ぶどう・いちごなど。

2. 省スペースで扉の開閉ができる「フレンチドア」

フレンチドアタイプは、1枚扉タイプに比べ、扉の開閉が省スペースでできるため、設置場所を問わず、キッチンスペースを有効に活用できます。

セレクトルームタイプ ER-B40SJ形の主な特長

1. 使い勝手のよいレイアウト

独立アイスルームおよび切替室を冷蔵室のすぐ下に配置し、使い勝手のよいレイアウトとしました。

  • 夏場特によく使う氷が、腰を屈めずにラクに取り出せます。
  • 頻繁に使う温度帯に自在に設定できる切替室を、腰の高さにレイアウトしました。
  • 野菜室は、大型野菜や2Lのペットボトルなどが出し入れしやすい腰より下の位置としました。


2. 簡単に清掃ができ、いつでも清潔な自動製氷機搭載

独立アイスルームを冷蔵室の真下に配置することにより、給水経路が短く清掃が簡単です。

水の接触する部分が全て簡単に取り外せる清潔設計で、いつでも美味しい氷をつくることができます。

3. 温かい食品を素早く冷やす「熱とり冷却」

切替室には「熱とり冷却」機能を搭載しており、あたたかい食材を、そのまま入れて素早く冷やすことができます。

保存する期間や食材にあわせて、冷蔵(3°C)・チルド(0°C)・ソフト冷凍(-8°C)・冷凍(-18°C)の4つの温度帯に設定できるため、さまざまな食品の保存や、調理時間の短縮などに便利です。

野菜室センタータイプ ER-B44KJ形の主な特長

多ドア化が主流の400Lクラスにおいて、大物野菜や大ビンなどの食品がたっぷりと収納でき、整理のしやすさにこだわった435Lで3ドアタイプを開発いたしました。

1. 大物野菜も丸ごと収納「大型新鮮野菜室(115L)」搭載

大物野菜や長物野菜、葉物野菜もカットせずに丸ごと収納できるので、鮮度を長持ちさせることができます。また、2Lのペットボトルも5本収納できます。

2. ビン・缶をたっぷり収納できる「ビッグドアバック」採用

大ビン・中ビンの収納力を従来の1.8倍(注5)に高め、ドアポケットはもとより冷蔵室も整理しやすくなり、利便性を向上させました。(大ビン・中ビンの収納量 : 34本)

◎この他3ドアの野菜室センタータイプ:ER-B37KJ形(370L)、ER-B26J形(260L)も同時発売いたします。

希望小売価格・主な仕様・生産台数

シリーズ名 『エアキューブ』シリーズ
機種名 ER-B42PJ ER-B40SJ ER-B44KJ ER-B37KJ ER-B26J
希望小売価格 オープン価格
定格内容積(L) 420 401 435 370 260
高さ(cm) 179.8 179.8 179.8 168.4 134.2
幅(cm) 64.3 59.3 64.3 59.3 59.3
奥行(cm) 67.8 68.8 67.8 67.8 67.8
本体色 T : ブラウンゴールド
H : メタリックグレー
A : メタリックライトブルー
S : メタリックウォームシルバー
R : メタリックローズ
S : メタリックシルバー
発売時期 2002年10月1日 2002年9月25日
月産予定台数 5,000 10,000 10,000 7,000 6,000

注釈

注1 エアキューブ™ :
『立体吸引冷却』方式の特長である冷気の循環とさまざまな機能を凝縮した冷蔵庫本体をイメージ化し、シリーズ名としました。
注2 B・A・C・C :
Breathe in Air Cooling Cycle : 『立体吸引冷却』方式
注3 脱臭効果をアップ :
当社吹出し冷却方式の従来機種ER-V43AG形と比べ、約18倍に向上。30分後のにおい減少率比較試験において。
注4 吹出し冷却方式との比較実験 :
当社ER-V43AG形比 定格内容積に対して約90%の収納量の同条件比較
注5 大ビン・中ビンの収納力を従来の1.8倍 :
当社ER-V43AG形比

 

発表資料中の「価格」・「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

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