1. 運転開始時
   運転開始時は、上下2つの室内機で同時に暖房を行います。「足元室内機」により温風が床面を這うように遠くまで届くため、温風が素早くワイドに広がります。
   （当社従来比　約2倍）
2. 運転中
   「足元室内機」により足元快適運転が行われます。また、2つの室内機の相乗効果により、室内中が均一な暖かさとなります。
3. 設定温度に到達すると、自動的に「上室内機」を止め、「足元室内機」だけで温風を送り続けることにより、設定温度が20°C（政府推奨の省エネ温度）でも足元には快適な高温エリアが保たれます。

冷房時に「足元室内機」を送風運転することにより、冷房運転時の涼感がアップするため、設定温度を2°C高めても体感温度はほぼ同じとなり、快適性を損なわずに約20°Cの省エネ運転が行えます。
また、「足元室内機」により、足元に溜まりがちな冷気を攪拌しますので、室内上下温度差が0.5°C以内まで低減され（従来 : 最大2°C）、快適で効率の良い冷房運転が行えます。

1. 足元室内機を上室内機の下に据付け（標準据付け）
2. 足元室内機を離れた場所へ据付け（従来足元まで温風が届かず肌寒かった場所に足元室内機を設置）
3. リビングに上室内機、キッチンに足元室内機を据付け（冬場の寒いキッチンも足元室内機で快適

• 足元室内機だけを止めておきたい時は、リモコンのボタンで自由に止ことができます。

1. 邪魔にならないコンパクト&薄型設計（厚さ11.5cm）
   室内機の厚さのほとんどを占めていた送風ファンの径を約２５％小径化。更に、ファンモータについても小形・高効率ＤＣモータを採用し、薄さを追求しました。
2. 頑丈な「スチール製ボディ」の採用
3. インテリア性を損なわないシンプルな「シンメトリーデザイン」
4. 静かで送風効率の高い「スキュー＆ランダムピッチファン」
5. 掃除がしやすい「上開き式・パンチングメタル製吸込みグリル」

2つの室内機の温風温度がそれぞれ最適となるように、7つのセンサーによって冷媒流量を微細にコントロールする当社独自の「マルチ分流制御システム」を採用。2つの室内機の冷媒温度情報により、各々の室内機への冷媒流量をより細かく正確にコントロールすることが可能となりました。

1. オゾン層破壊係数ゼロの代替冷媒（R410A）を採用
2. 焼却時に有害物質（ダイオキシン）が発生する材料を廃止
3. 発泡スチロール・ゼロ梱包方式を採用
4. リサイクル可能化率98%「足元室内機」
   ---スチール製ボディの採用

高効率DC2ロータリー圧縮機の搭載などにより、年間電気代を大幅に低減。
（22型 : 当社従来比27%低減）

季節の変り目などフルパワー運転の必要がないとき、省パワー運転に切り換えると、冷房時は1時間あたり約10円以下、暖房時は約15円以下のわずかな電気代で運転することができます。

独自の熱交換器容量制御により、通常の冷房よりも室内湿度が約15%低くなるため、設定温度が高めの28°C（政府推奨の省エネ温度）でも充分な快適感が得られます。