導入事例 :
愛知医科大学病院様

愛知医科大学病院外観写真

愛知医科大学病院(許可病床数900床)は、創立40周年の記念事業として、“PlusUltra(プルスウルトラ)創造する未来へ”をスローガンに新病院を建設し、2014年5月から診療をスタートしました。

新病院では、コンセプトの1つである「生活時間の最大活用」を実現するため、外来患者案内システムNAVIT®を導入し、患者様、スタッフ双方の利便性を大幅に高めることに成功しました。

(2015年6月30日掲載)

導入事例概要

導入環境
事例のポイント
  • 本来業務に特化できる仕組み
  • 会計待ち時間の短縮
  • 再診受付機の受付票及び基本(会計)伝票の廃止
  • 受付はすべてNAVIT®で受付
    (検査・放射線・会計・自動精算機)
導入時期 2014年5月導入

課題と効果

導入時の課題 導入効果・改善内容
患者様の待ち時間に対する問い合わせでスタッフの業務が中断し、効率の悪化やミスが目立った 現在の診察進行状況(予定通り、30分遅れ等)のお知らせメッセージが表示されるため、問い合わせが激減し、スタッフの業務効率が向上した
待合室にいない患者様を何度も呼び出したり、探し出したりすることがストレスにつながった 電子カルテ端末から任意のメッセージをNAVIT®に送信することができるため、患者様を探したりする必要がなくなった
院内での患者様やスタッフの動線にロスが多かった NAVIT®を核に、開放感のある共同待合エリア、カフェ、コンビニ、健康図書館などを設けたり、機能別診療方式を採用するなどハードとソフトの両面で改善した結果、患者様の動線を大幅に改善した

愛知医科大学病院様のNAVIT®運用の流れ

患者様がいつ呼ばれるのか不安な中で待たれており、診察を受ける頃には疲れていたり、イライラしている姿が見受けられた 患者様は院内どこにいても手元でリアルタイムに待ち時間を把握でき、有益かつ快適に待ち時間を過ごせるようになり、不安感や疲労感の軽減に寄与した
中央会計窓口が混雑し、会計待ち時間が課題であった NAVIT®の導入とハイブリッド会計受付システムの相乗効果により会計待ち時間が短縮された

導入の背景

患者様、スタッフ共にストレスを感じていました

旧病院の外来診療は動線が悪く、非効率的でプライバシーに対する配慮も十分ではありませんでしたので、患者様やスタッフに大変なストレスがかかっていました。

患者様はいつ呼ばれるのか不安なため待合室の前から離れることができず、トイレにも安心していけない状況でした。また、患者様の不安はスタッフにも向けられ、あと何番目に呼ばれるのか?何時頃よばれるのか?など質問されることもしばしばで、病院スタッフの本来の業務も何度となく中断し、集中できない状況となっていました。

さらには、患者様の診察室への呼び入れについても、個人情報であるお名前をマイクや大きな声で呼び出していたことも問題でした。患者様が近くにみえないと、何度も呼び出したり、スタッフが探し回ったりと大変ストレスのかかるものでした。

このように外来待合はいつも混雑し、ざわついていましたので、新病院の建設にあたりプライバシーに配慮した静寂でストレスのない外来を目指して、院内の全職種をメンバーとした外来診療ワーキンググループを編成し、ハードとソフトの両面からさまざまな検討を行うことにしました。

春日井邦夫 教授

春日井 邦夫 教授
愛知医科大学病院
副院長
消化管内科部長

導入のポイント

コンセプトは「生活時間の最大活用」

「生活時間の最大活用」とは、無駄な時間をなくし、限りある生活時間を最大限に有効活用するということです。「患者さんに対しては、診察や会計などの待ち時間の有効活用、医療スタッフに対しては業務負荷の軽減と本来業務への特化」がポイントです。

NAVIT®端末を携帯していただくことにより、待合室の前で待ち続けることなく、院内の健康情報室やコンビニ、コーヒーショップなどで過ごすことが可能となりました。診察待ちに対する心身のストレス軽減とアメニティの向上につながりました。

NAVIT®導入の成功へのポイント

  1. NAVIT®導入の目的を明確化する
  2. 「できること」と「できないこと」を明確化し、「できないこと」は運用でカバーする
  3. 全体会議による外来運用方法の統一化
  4. 診察室前以外で待てる仕掛け作り
  5. 模擬患者による十分なリハーサル

特に、外来毎に検討した運用案を全体会議にかけて、院内で統一した患者動線を構築することがポイントとなります。

秋田高典 氏

秋田 高典 氏
愛知医科大学病院
医事管理部 部長

導入の効果

患者様の表情が明るくなりました

外来患者案内システム NAVIT®の導入により、診察までの待ち時間の患者様の顔が明るくなりました。「席を外しているうちに診察に呼ばれたらどうしよう」「まだかなぁ・・・、もう呼ばれてしまったかなぁ・・・」という心配が軽減され、待ち時間を有効に使うことが出来るようになりました。

フリースペースや喫茶などで読書やお茶をしてゆったりと過ごされる姿もよく目にします。待合室以外の場所で自分の時間を過ごすことができ、以前より待ち時間への苦痛が少なくなったという言葉も聞かれます。

また、NAVIT を通して患者様個人に医師や看護師からメッセージが送ることができるため、ひたすら待つ待ち時間から、つながっている安心感の中で待つ待ち時間に変えることができました。

病院スタッフも本来の業務に集中

NAVIT®は、患者様の診察予約枠に対してどのくらい遅れているか、予定通りなのか、進行状況を定期的に教えてくれます。さらに、順番が近くなると知らせてくれるという機能から、診察順番に関する問い合わせはぐっと減り、これらに対応する業務が減ったことで、以前より本来の業務に集中することができています。

また、医師の診察以外に患者様や家族の方に連絡をとりたい場合も患者様を無作為に探す必要はなく、個人メッセージを送ることでコミュニケーションがとれ、患者様・家族の方にとっても医療者にとっても大変便利で時間の有効活用に役立っていると思います。

國枝美雪 氏

國枝 美雪 氏
愛知医科大学病院
外来看護主任

コンセプト通りの動きを実感、患者様、スタッフの反応も良好

患者様からのアンケートを集計すると、97.2%の患者様に「非常に便利」「便利」と言う声をいただいています。

「どこにいても教えてくれるので便利」「待ち時間を有効に使えるようになった」「待ち時間が自由に使える」などという声が患者様から寄せられています。一方、スタッフからも「待ち時間に対するクレームや問い合わせが激減」「患者さんが診察前に集中しない」「患者さんの呼び込みがスムーズ」などおおむね好評です。

この結果を見れば、新病院開院当初に考えていたコンセプト「生活時間の最大活用」通りの動きをしていることを実感しています。

患者様アンケート結果「非常に便利」45.2%、「便利」52%

感染症の面からも非常に有効

さらには、感染症の面からも非常に有効です。インフルエンザなど感染症が多く発症する時期には、それら患者様と他の患者様とが長時間狭い同じ場所でお待ちいただかなくてはなりません。しかし、NAVIT®の導入により、患者様を分散化でき感染症の広がりを防ぐことができるといった面からも非常に優れています。

事例紹介動画

お客様プロフィール

お客様 愛知医科大学病院
所在地 愛知県長久手市岩作雁又1番地1
URL
標榜科 消化管内科、肝胆膵内科、循環器内科、呼吸器・アレルギー内科、内分泌・代謝内科、神経内科、腎臓・リウマチ膠原病内科、血液内科、糖尿病内科/糖尿病センター、精神神経科、皮膚科、放射線科、総合診療科、睡眠科、感染症科、消化器外科、心臓外科、血管外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科、腎移植外科、脳神経外科、整形外科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、形成外科、リハビリテーション科、歯科口腔外科、産科・婦人科、小児科、救命救急科
許可病床数 900床

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