※3 当社従来ラジアルギャップ形ファンモーターと比べて
※4 平成16年12月13日現在 エアコン用ファンモーターとして
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1.アキシャルギャップ形ファンモーターとは
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モーターは、マグネットと鉄芯に銅線を巻きつけた複数の電磁石が、回転軸を中心に磁力による吸引、反発を繰り返すことで軸を回転させています。また、機能としては電磁石に流れる電気エネルギーを機械エネルギーへ変える機器であるため、効率良くエネルギー変換をすることがモーターの性能を左右します。
当社は理想的なエネルギー変換を行うためアキシャルギャップ形ファンモーターの開発を行い、電磁石を2つの円板状のマグネットで挟み込む構造を実現しました。この構造は、マグネットと電磁石の間を行き来する磁力の通り道が短くできる上、電磁石の銅線においても最適な巻線設計が実現しやすく、エネルギー変換の効率低下を招く鉄芯で発生する「鉄損」や巻線で発生する「銅損」を抑えることが出来ます。また、円板状のマグネットと挟み込んで電磁石を設置することで、マグネットと電磁石の向き合う面積が大きく取れるため、コンパクトサイズのモーターで、高出力化が可能になりました。
これにより、同サイズの当社従来ラジアルギャップ形ファンモーターに比べ、最大出力1.5倍※5まで引き上げ、最大効率を10%向上させることを実現しました。
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1) コンパクト設計で約1.5倍※5の出力アップ
 エアコン用をはじめとして、モーターは常に小型化と高出力が並行して求められています。新モーターでは、軸受け部をモーター中心部に配置するなど、モーター内部の高密度化を図ることでコンパクト化を実現しております。
さらに高出力を得るために円板状のマグネット2枚で電磁石を挟み込むことや、それぞれが向き合う面積が大きくとれるため、同一容積の当社従来ラジアルギャップ形ファンモーターに比べ、1.5倍※5の高出力を実現しました。
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※5 当社従来ラジアルギャップ形ファンモーターと比べて
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2) 業界トップ※6の省エネ性能 ( モーター最大効率86% : 従来比※710%向上
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ラジアルギャップ形モーターでは、電磁石の芯となる鉄芯が、モーターの外周で一体となっているため、巻きつける銅線の太さは、隣り合う鉄芯の隙間幅に制限されることから、細めの銅線が使用されます。
アキシャルギャップ形は、分割された電磁石を採用するため、ラジアルギャップ形に比べて電気抵抗の少ない、太めの銅線を巻きつけることができます。このため、エネルギー変換の効率低下を招く要因となる「銅損」を抑えることができます。
さらに、当社独自の駆動方式として「正弦波駆動自動進角制御」を開発、新モーターに搭載することで、電圧、電流を制御して、最も効率の良い回転を行います。これらにより、業界トップ※6のモーター最大効率86%(従来比※710%向上)を実現しました。
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※6 平成16年12月13日現在 エアコン用ファンモーターとして
※7 当社従来ラジアルギャップ形ファンモーターと比べて
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2.
当社独自の低振動化技術
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アキシャルギャップ形ファンモーターは、電磁石と円板状のマグネットの間に働く電磁力の吸引、反発で振動や騒音が発生します。
このため、当社では電磁界シミュレーションで電磁石のコア形状を、構造解析技術でマグネットのローター形状を、また、電子制御技術で運転を最適化することで、振動や騒音を抑え、製品化に成功いたしました。
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電磁界シミュレーションにより、マグネットに向かっている「コア」(電磁石表面部)の形状に、回転方向に対して角度(スキュー)をもたせました。コアとマグネットに発生する磁界の交差が、点から次第に広がる面で作用するため、吸引、反発から発生する振動や騒音を抑えます。 |